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【24年11月】DAKURAプレミアム限定記事

記事内にプレミアム限定で閲覧できるパスワードを設定する予定ですが、実装までの間はこちらで経済指標に関するプレミアム会員様向けの追加記事を投稿します。

経済指標の1分足の値動きだけがプレミアム記事ではありません。
9月11日に記載したこちらの「利下げでGOLDが上がる」のようなファンダメンタルの狙い目記事もプレミアム限定です。この時から1ヶ月半ほどでゴールドは2500ドル弱から2800ドル以上の300ドル値幅を紹介しています。

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今仕込んでいる商品先物がファンダメンタル的に長期的に期待値が高いと予想しています。来週中にはその記事を出します

目次

2024年10月30日 ADP雇用統計

元記事はこちらです。

ADPの元の記事

これを踏まえての予想です。

ADP雇用統計日足
ADP雇用統計1分足

前回のADP1分足ドル円の値動きは、 その日に目立った経済指標はなく、押し目なしでドル円は速報後から上昇を続けました。

今回は15分後にGDPの速報値も発表されますので、ここまでのような綺麗なチャートは形作らないでしょう。 ADPといえども、早めの 利益確定を急ぎたいです。

10/30 20:06 1H ドル円

今回は154円手前に水平線の強い抵抗があります。 右肩上がりの三尊を形成している状態です。 右肩上がりの三尊は否定して上昇しやすいわけですけれども、今回のADPはあまり強くない結果を予想しているので、可能な限り154円まで引きつけた売りは検討されます。もしくは右上がりのブルーの抵抗線を割ってくれば、価格は下がりやすいことが想定されます。

2024年10月30日 GDP速報値

GDP確報値

GDPは前は確報値ですが、今回強ければ後から入ってもさらに上へ伸びそうです。

2024年10月31日 PCE

PCE日足
PCE 前回1分足

前回1分足は石破ショックの後でインパクトは薄そうですが、60銭近く円高です。その後は下値が堅いです。

ドル円日足のテクニカル

長期足は円安トレンドに回帰してトレンド割れがダマシになる。

ドル円 1分足10/31 15:40

右ななめ上の抵抗線割れは、今度は右斜め上のラインが上値の抵抗となりやすい。しかしPCEで上振れを狙うなら154円までの一旦の上値の軽さはある。153.30円あたりまでが利確ライン。

2024年11月1日 雇用統計、ISM製造業景気指数

雇用統計

非農業部門雇用者数(NFP)

米国経済活動を広く反映する主要な指標です。農業部門を除いた全ての産業における雇用者数の増減を示しています。

重要性: 経済の成長と雇用創出力を直接的に示す指標
関連性: 他の2つの指標に影響を与える基礎的な数値

雇用統計日足

前回は14.2万人の増加で、前月の改定値は15.9万人と14.2万人から上方修正されました。予想値より結果が下振れたのは2ヶ月連続でストップし、前回は大きく上振れました。予想値単体で前回は今年最も悪かったのは、大統領選挙前ということも十分に考えられます。

今回の予想値も、ハリケーンの影響もありますが今年の予想値では最弱です。ADPが民間部門調査で良かったのですが、今回も政府調査の修正が波乱となる可能性もあり、乱高下することが考えられます。

また、プレミアム限定ですが、大手航空機ボーイングは9月中旬から発生したストライキで3万3000人が参加しており、こちらは本指数の影響が悪く出る材料です。1カ月当たり10億ドル(約1500億円)規模の影響がボーイングには出ています。

雇用統計

10/4は前回分の修正も上方修正で、2円幅の上昇です。前回は的中させています。

1時間足

1時間足としては、やはり前回の右斜め上への抵抗があったか、PCEと失業保険が良くても伸び悩みました。ただ雇用統計は強烈なので抵抗線は超えやすいです。しかし、153円半ばにはもう一旦の利確ゾーンです。

日足

日足レベルでは、昨日のPCEのテクニカル通りに抵抗線でピッタリ止まっています。雇用統計が悪化した場合の次の抵抗線は149.3円に下値の紫があります。

ISM製造業景気指数

ISM製造業指数がFXに与える影響

ISM製造業指数がFX市場に与える影響は、特に米ドルに関連して顕著です。なぜなら、米国経済の製造業部門が縮小または拡大することは、米国の金利政策や中央銀行の施策に直接的な影響を与えるからです。

例えば、ISM指数が50を超えて上昇すると、投資家は米国経済が強い成長基調にあると認識し、米ドル買いが進む傾向にあります。ドル円は敏感に反応し、日本円に対して米ドルの価値が上昇する可能性は高いです。

逆に、50を下回る場合、経済の縮小懸念から米ドル売りが進み、リスクオフの動きが顕著になります。

ただし、ISMが長期的に経済全般の拡大を示すと見なす水準は42.5と意外と低いことは玄人投資家なら知っています。

この場合、円やスイスフランなどの安全資産に資金が流れやすくなります。注意したいのは、景気の拡大中や縮小中を示しても、その中で回復傾向が強いことを示唆すれば、逆に動くことも考えなければなりません。

また、ISM指数が予想よりも大きく下落した場合、市場はFRBの金利引き下げ姿勢を強化する可能性を織り込み、金利下落を見越してドル安となることも考えられます。

1分足

ISM製造業景気指数

本日は雇用統計の影響がかなり強いので、下振れもしくは強い結果出なかった場合はドル円の下落が数日にわたる可能性があるので(8月の時と同様)、中長期のロングを数日間で仕込むことを考えています。

しかしながら、今回のISMは上振れを期待できるので、雇用統計での下げ方を見て短期のロングを狙います。雇用統計が上振れて上昇中でも、上昇幅が強すぎなければロングを狙います。

ISMが長期的に経済全般の拡大を示すと見なす水準は42.5なのもポイントではあります。50が境目ではありますが、長期的な経済成長を見込むと現段階の水準はそれほど悪くないです。

2024年11月5日 24:00 ISM非製造業景気指数

ISM非製造業景気指数 今回の日足

FXにおいて、経済指標を味方につけるためには過去の値動きとトレンド、また、トレンドを考慮したポジション決定はトレードにおいて欠かせません。

実際の値動きについて、まずは過去の投稿からその一例を挙げていきます。

以下は前々回である9月5日に投稿とドル円の値動きが的中していた時のデータ分析です。

https://twitter.com/DAKURAfx/status/1831607030693736534

上記リンクのさらに表示部分ですが、「雇用統計前の調整には警戒しなければいけない。特に前回1分足(右図)のように、米国市場で一度全戻しが確認されている。強い下落トレンドに戻り売りがあった。  今回も下落トレンドが短期に発生している。短期トレードは早めの利確を確保したい。」としてその通りとなっています。

1円の上昇幅を見せましたが、時間が経つと30銭ほどの円安まで戻しています。円安のピークは発表後の30分ほど。

9/5 ISM非製造業景気指数

トレンドは下落時に、ISM非製造業は上振れました。しかしながら、結果:51.5 予想:51.1 前回:51.4とわずかな上振れに、米経済で重要なISM非製造業といえども7割戻したとも言えます。

この時の画像にも注目して欲しいのですが、右下の1分足は前回の予想に使ったもので、前々回のドル円1分足である8月のドル円の値動きを示しているわけです。この時もわずかな上振れ後の全戻しをしています。各社の予想値にバラツキがあり、社によっては同値となるものでした。トレンドは下落です。

続いて10月を見てみましょう。

前回の10/3のISM非製造業系指数は、かなり強く上振れました。
内容は結果54.9 予想51.6→51.7に直前上方修正あり 前回51.5

10/3 ISM非製造業景気指数

60銭ほどの円安となり、しかしながら時間をかけてその後3時間ほどでドル円の価格は、全戻ししています。

トレンドは下落トレンドの脱却時でした。結果的に強い数値は米国経済の強さを表し、10月の株の上昇やビットコインのようなリスク資産の上昇に寄与したことだと思います。格好のチャンスとなったドル円でした。

つまり何が言いたいかというと、

経済指標トレードは必ずしも指標発表前にポジションを取るべきというものでもなく、場合によっては想定した値動きを確認してから、その戻りを狙った取引も有効だということです。

当然経済指標発表時のスプレッドは開きやすいので、注意は必要です。しかし、欲しかったポジションで約定するチャンスもあるということを初心者さんには知っていただきたいです。

下落トレンドでの経済指標の上振れは、ショートへの優位なポジションを得るために行う。

トレンド順張り(上昇中のロング、下落中のショート)の優位な経済指標は、経済指標の発表前に可能な限り下で(もしくは上で)ポジションを得るように調整する。(調整は複数回のエントリーでの計画的なナンピン。最初の建玉が最良のポジションなら欲張らずに狙った指標までの追玉は避ける。)

雇用統計、CPI、ISM非製造業などの強い経済指標で価格を全戻しするようなら、経済の強さ(もしくは弱さ)を信じた順張りのエントリーを行う。(為替は投機的な値動きも当然あるが国の国力を比較して表しているものだという考え方に準ずる。)

経済指標を予想することに加え、逆行してしまった場合のテクニカル上のサポートラインを背にエントリーする。

経済指標の予想値を考慮したRR(リスクリワード)の良い意思決定を行う。

経済指標を予想してそれを活用してエントリーと出口戦略を行うわけですが、経済指標ごと、トレンドごとにより異なります。また、チャンスが毎度毎度訪れるわけではありません。

例えば前回は、構成データ的には予想値の51.7は低いと考えました。仮に想定外で下振れても、50を割らなかったり下振れのリスクは抑えられます。

上のロングに期待値があり、この場合は経済指標前でのエントリーとなります。

そして今回を振り返ると、

ISM非製造業

10/31のPCEの長期足上昇トレンドへの回帰ではありますが、

ドル円日足

下段のMACDもデッドクロスして、一旦調整の下落をするかなというところです。2023年春頃と似ています。

私としてはプラスでも説明したように、下振れを予想しています。先行指標が強かったので上振れのリスクがないとは言えませんが、それを言っていると何もできないので、期待値の高いトレードを行なって最終的にプラス収益を得るまでです。損小利大を繰り返すということです。

ということで、今回は経済指標前にエントリーします。(前とは、必ずしも直前ということではありません。)

前回のISMは強かったですが、雇用が悪かったのも下落材料ではあります。また、前回は全体的な上振れにも関わらず雇用が悪かったのがドル高円安への圧力を弱めています。その点でもリスク的に取りやすいです。

投資指南は金商法上行えませんし、私はあくまで想定とFXにおける考え方を教科書のように綴り、経済を伝えるまでです。

プレミアム記事は時間がかかりますが、良い記事を目指しています。

今後ともよろしくお願いします。

2024年11月13日 CPI(消費者物価指数)

市場に与える影響

CPIは為替市場における最も重要な指標の一つであり、特にドル円相場に対して強い影響を与えます。CPIが予想を上回った場合、市場はFRBがインフレ抑制のためにさらなる金融引き締めを行う可能性を織り込み、ドルが買われる傾向にあります。

これにより、ドル円は上昇しやすくなります。

一方で、CPIが予想を下回る場合、FRBが利上げを一時停止、もしくは利下げに転じる可能性が高まり、ドルが売られる傾向があります。

この場合、ドル円は円高に向かうことが予想されます。

また、CPI発表時には市場の流動性が低下することがあり、短期間で大きな値動きが発生することがあります。

特に、予想と実際の数値の乖離が大きい場合、短期的にはボラティリティが急上昇することが多いため、トレーダーはこのリスクを念頭に置いて取引戦略を立てる必要があります。

日足と1分足

CPIの日足

日足の傾向としては、総合に比重の置かれたドル円の値動きが続いています。順調に総合が下落している傾向からの再浮上は、インフレに強いマーケットの警戒感を示すことが考えられます。

ニュースでもメディアが取り上げていたのは総合の下落が続いているポジティブな発信でしたが、反転は今後の消費者マインドに悪い影響が出てくることも予想されます。インフレがバイデン政権の敗因の一つともされている中、トランプもいずれは強くインフレを抑制してくる発言や政治的要因が考えられます。

金利は上がるでしょうが、2022年のように金利差の広がり時期は特にロングの強さはRSIなどのレンジ強弱テクニカルも無視するのでとても狙いたいところです。この辺はトランプトレードを執筆中ですのでお待ちください。

CPI前回1分足

さてドル円の1分足ですが、今回はハリケーン警戒のような失業保険申請件数の非常に強い悪化はニュース材料としては薄いので、純粋にCPIに偏るかと思います。

ドル円日足

今現在は明確には158円まで水平線の抵抗が薄いです。もちろん右斜め上に引かれている黒線がとても強い下のレジスタンスとなっていますので、152.5円までは余裕を持ったトレードを行いたいです。右斜め上の黒線のレジスタンスについては、11/1の雇用統計のプレミアム記事にあります。

また、今後は短期と長期のゴールデンクロスも数週間以内に訪れる可能性が高いです。買い下げられる余裕を持った長期のロング狙いは勝率の高さを伺えます。この辺はファンダメンタルにも重なります。

CPIが上振れた場合に新規ポジションが高値掴みとなるのは、ドル高を嫌うトランプの発言の急落にも注意しなければならないので、なるべく低い位置でのロングが現在の相場では有効かと思われます。

2024年11月13日 PPI(生産者物価指数)

昨日のCPIはドル円の上昇材料にも関わらず、一時円高に向かいその後に値を戻してきました。

PPIもCPIと同様に結果が予想を上回る場合、ドル円相場に対して次のような影響が考えられますが、昨日のこともあるので、ドル高にシビア(ドル高材料であってもドル安に動きやすい)である可能性があります。

  • インフレ期待の高まり PPIが予想を上回る結果となった場合、企業がコスト増を価格に転嫁し、消費者物価指数(CPI)も上昇する可能性が高まります。これにより、FRBがインフレ抑制のために利上げを行う可能性が高まるため、米ドルは強含み、ドル円が上昇することが予想されます。
  • 市場のリスクオン PPIの高い結果は、米国経済が活発であることを示すため、投資家のリスク選好が高まり、円売りドル買いが進むことがあります。今は少し疑問ですが、特に安全資産とされる円は、リスクオン時に売られやすいため、ドル円が上昇する可能性があります。

以上が基本的なインフレ指数(PPI、CPI、PCE)の考え方ではありますが、トレードにおいては押し目を買うほうが安全策と言えると思います。

PPIの日足

PPIの前回1分足

発表直後に一瞬円高でしたが、その後円安へ40銭以上向かい、再び調整しています。昨日のCPIもそうですが、短期的には今回のPPIは読みにくく、押し目でドル円を買って利食いを刻むデイトレが短期の理想的な稼ぎ方になってくるように思います。

2024年11月15日 小売売上高

小売売上高と為替市場、経済への影響

 小売売上高のデータは、市場における通貨の動向ひいては経済を予測するための重要な指標です。GDPの7割を占めるので内訳データも私は見ています。

 全体として各セクターを包括的に見なければいけない指標です。強いているならば、自動車販売や非店舗小売業の成長が強ければ、経済の活性化が期待され、その国の通貨は強くなる可能性があります。

 一方で、ガソリン価格の上昇が消費を圧迫する場合、経済の先行きに不安が生じ、通貨価値にネガティブな影響を与えることもあります。

 例えば、アメリカの小売売上高が予想を上回る結果となった場合、ドルが他の通貨に対して強含みとなることがよくあります。

 特に、自動車や一般商品店の売上が好調であれば、消費者の購買力が高まっていると見なされ、FX市場ではドル買いの動きが強まります。

小売売上高の日足

前回はガソリン価格の下落(1.6%減)を背景に消費者が飲食店での支出を増やしたとされています。8月の0.5%増から9月は1.0%増です。衣料品は0.8%減から1.5%増にまで増えています。CPIの内訳でアパレル価格は1.1%増から1.5%減と下がっていました。

電気・電化製品は3.3%減、家具は1.4%減ですが、その他幅広い項目で微増です。

私が今回予想値が強めであるにも関わらず強気の予想なのは、10月のAmazon感謝祭の売り上げを軸にECが強いと判断しているからです。7月もプライムデーが強く、8月発表の小売はEC好調が影響して予想を大きく上振れました。この辺は的中しています。7月の発表が弱かったので比較するとそれほど大きくは上振れないかもしれませんが、下振れる可能性は下げてくれています。

指標前には押し目でできるだけ低い位置でロングで構えられる短期ポジションを取りたいです。

1分足は60銭ほどの初動の円安でその後も押し目買いが繰り返されました。結果がコアでもしっかり上に乖離したので強さは3時間ほど続いています(当然他の要因もありますが)。今回もポジションが上にありすぎると判断すれば、上振れを確認してからの下落待ちのエントリーに切り替える戦略も有効と考えています。繰り返しますが短期ポジション分です。

直近で円高傾向が強い場合は、上振れ後からの円高へのショートも短期ポジションでは有効かもしれません。昨日PPIが強く出たのにも関わらず戻しが強かったのでどちらも良い戦略だと思います。

DAKURAのトレード戦略 ーシリーズ短期の経済指標ー

11月5日にこちらでプレミアム投稿したポイントと解説が好評だったので、毎月シリーズ化していきます。

第一回は「期待値」

経済指標を軸にしたトレードの基本戦略は「期待値の高いトレードを繰り返す」ことです。今回で言うと、上振れると次回FOMCでの利下げなしの可能性も高まりますし、今朝のパウエル発言でも市場の印象はそうなっています。仮に下回ることもあるかもしれません。

全てを完璧に把握することができる人は不確定要素もあることから不可能です。期待値を上げるためのデータ戦略で高確率の勝率を目指し、かつ、予想を外した時の傷を浅くさせることがこの経済指標を軸にしたデータ戦略の主眼です。

おそらく私のフォロワーさんはよくファンダ記事を読む頭の良い方が多いのであまりそこに言及する必要はないと思いますが、プレミアム参加者さんが多くなってきたので念の為。情弱向けに作っていなくてあくまでも長期的に読んでいってもらうことで、期待値の高いトレードを身につけてもらうことが目的です。私より飛躍していっていただければと思っています。

話は逸れましたが、今回も同様です。

1、データから見た小売の予想は強く、下振れる可能性は低いと考えること

2、以前までもテクニカルからお伝えしているように上値が158.3までは抵抗線が少ないこと(この辺は重複するので過去記事のテクニカル画像からご覧ください)

3、下振れた場合には押し目を狙える余裕を持つこと

大事なことだと思います。

以前のCPIも確かに的中しましたが結果は逆に行ってしまいました。私も短期分は損失を出しました(長期分はまだ利確していません)。ですが、CPI後の円高で影響したのは初動で30銭、その後でも最大幅で50銭程度です。CPIは狙えれば3桁pips狙える指標です。下振れる可能性の低さをデータから推測し、負けた時の傷を抑えつつ勝てた時の利益を伸ばすと言う考えは「期待値」そのものです。

短期トレードは「期待値」に集約されると思っています。この辺がインデックス投資などの長期取引との線引きです。リスクが高い分、突発的な事象に巻き込まれやすい分、トレードの「期待値」が全てです。長期と短期のトレード分割はFXにおいてもありますので、まぁその辺は長くなるので来月のセミナーでも予告して記事にしたいと思います。

本投稿のようなものは、プレミアム限定記事です。

読み疲れないように毎月出していきます😸お時間あればLINEでも講評くださいませ。

2024年11月15日 フィラデルフィア、中古住宅販売戸数

経済に大きな影響を与える経済指標が少ない期間に入っております。本日の経済指標もほとんど無風となる可能性も十分あります。

ファンダメンタルとテクニカル的にみても、長期的にはドル円は上昇トレンドを続けると見られますが、短期的には調整の下落が優位な局面と思います。

当然、短期相場は上下、ランダムウォークもありますので、トレンド発生時に順張りしていくのが基本戦略です。

そこで本日は相場観について触れていきたいと思います。

ドル円の日足です。上昇トレンドに勢いが失速して調整しています。ただ、下には抵抗線が多く、依然として長期は上昇トレンドです。1円2円はどうしても誤差なので余裕を持ったトレードを行いたいです。

ではなぜ調整局面の可能性なのか、それは「出来高が入っていない」ことと「MACD(下段の青、オレンジ線)がオレンジ線を青色線が割って下落に向いていること」です。

明確な順張りができないので、ドル円トレードに固執することはないかなと思います。152.5円は200日線、150円は50日の短期線があるので再びロングエントリーのポイントとなってきます。

ちょうどその頃には来月の重要経済指標の雇用統計やISM、CPIへと経済の上下を占うポイントがやってきます。ここでまた大きな出来高が入るようなら、再びロングを順張りしやすいです。

どうしてもエントリーしたいなら短期的にはショートになってきます。

以下は米10年長期国債の利回りです。

ヘッドと右ショルダーを結んだラインで抑えられています。下段の出来高も終了し、弱気のダイバージェンスは下方向です。

これもドル円同様に、短期的なショート、長期的なロングというチグハグな状況です。経済指標によっては簡単に金利は上へ飛びますが、重要な経済指標が少ないです。

前回は小売売上高という重要経済指標があったので、50銭の上振れです。私は今回の22:30の経済指標は失業保険こそ未知数ですが、フィラデルフィアで上振れの可能性が高いので期待値的には上と判断しています。つまり、上ブレからのショートの方が短期的にはポジション有利と思います。

24時には中古住宅販売戸数があります。こちらも先行指標が悪いのと住宅ローン金利がまた上がってきているので下振れの円高の可能性があると考えます。そうなれば円高に拍車をかけてくれるかもしれません。長期的にはドル円は上昇ですので、円高の終了を待つか小ロットチャレンジするかは人によると思います。

15銭ほどしか円高にはならず、中古住宅販売戸数は値があまり変わらなければ変化薄いと思われます。

11月22日 PMI

PMI
前回PMI

前回は上振れなるも、数値の乖離が少なく、上昇幅は限定的でした。全戻し狙いが良いとの記事通りだったと思います。

しかしながら、今回は難しいところです。なかなかレンジ相場で23:45の相場が円高傾向か円安傾向か掴みづらく、ポジション取りの優位性は正直なところ1分足で下落していくなら円高狙いでも良いかなというところです。

全ての指標にチャンスがあるわけではないので、今回は大きな期待値はなさそうだと思っています。

11月27日 GDPとPCEデフレーター

おさらい

どうしてもエントリーしたいならショート相場かなと思っていましたが、うまく円高になってきてくれています。私としては、円高後にドル円買いの出来高が入ってから円安を順張りすることが今は長期的な期待値が高いかと注目しています。月末要因の円高もありますし、来週から経済指標が重要なものが多く出ますので、経済指標に合わせるつもりす。

GDP
前回ドル円1分足

下振れで円高に一瞬なりましたが、ADPの上振れ後でしたので、売り方損切りの買いや下落待ち指値が引っかかった円高が起きましたが、深夜には全戻ししています。

今回の22:30の指標はドル売りを見込んでいます。

PCE
前回ドル円1分足

円安材料ではありましたが、円高に失速しています。レンジ相場です。

テクニカル

まだ円高トレンドです。長期的に見ると円安なのには注意してください。スワップも依然として大きいので、何らかの突発的なファンダでショートを捕まってしまいたくないです。あくまでショートは長くて数日と思っています。

戦略的にはあまり大きなロットを入れず、経済指標時間ではかなり短期のショートを想定しています。

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